夏休みの宿題といえば・・・小学校のときは、確か、1学期に種まきした
朝顔の鉢植えを持って帰り、朝顔を育てながら、
その様子を観察日記にまとめるのが宿題でしたねぇ。
ほかにも、朝顔の花を押し花にしたり、
押し花で、本のしおりを作ったり、図工の宿題にも使えます。
パパ・ママも経験があるので、子供が持って帰ると
懐かしい思いに浸ることもあるのかも。
誰でも経験があるから育てるのなんてカーンタン♪と思っていても
実際育てると枯らしてしまったり・・・
子供の宿題だったりすると、うまく育てるのにフォローしたいものです。
今回はそんな朝顔の育て方のコツを調べちゃいました!
そもそも 朝顔とは?
科名:ヒルガオ科 朝顔って、ヒルガオ 科なんですね(笑)
原産地:熱帯 亜熱帯 ヒマラヤ高原
主な開花期:7月-9月
栽培難易度: (そだてやすい)
日本人に馴染みの深い夏の風物詩、 というイメージの強い植物です。
日本で改良されたものと海外で改良されたものに大きく分けられます。
分類的にはヒルガオ科イポメア属の草花となります。
イポメア属はサツマイモ属ともいい 名前の通りサツマイモもここに属します。
朝顔の育て方 種まき編
朝顔は、夏至の頃を境にして花芽を作る性質があります。
この性質を利用すると、アサガオ(朝顔)を大きく育てたり、
コンパクトなミニサイズに育てたりといったことができます。
たとえば、より大きなアサガオ(朝顔)に育てたい方は、
5月の連休明けのタイミングで種まきをします。
逆にコンパクトなアサガオ(朝顔)にしたい場合には、
種まきの時期をぐっと遅らせます。
限界は7月頃までですが、種まきの時期が遅いほどちいさな株に育つので、
いろいろ試してみると自分好みの大きさのアサガオ(朝顔)
に育てることができるようになります。
朝顔の育て方 発芽適温編
発芽適温はだいたい20度以上と他の植物に比べてもかなり高めです。
この高い発芽適温があるから、5~7月頃に種まきをしても元気に育つし、
時期を遅くすればコンパクトに仕立てられる理由でもあります。
寒冷地の場合、5月頃に種まきをしてしまうと遅霜に当たってだめに
なってしまう場合があります。
寒冷地では遅霜の怖れがなくなってから蒔きましょう。
朝顔の育て方 種の発芽処理と蒔き方
朝顔の種は皮が固くて吸水しにくいので、種を一晩水につけて吸水させるか、
やすりなどで表皮に軽く傷をつけてから蒔くと芽が出やすくなります。
※市販の種で「発芽処理済み」となっているものは、この作業は必要ありません。
種を蒔くときは、種の丸い方を上にします。
朝顔の種は嫌光性なので1センチ程度の覆土をして、乾かさないように管理します。
種は5月に蒔いた場合、一週間程度で発芽します。
発芽後、本葉が3~4枚程度になったら6~7号程度の鉢に定植します。
この際、根鉢を崩さないように注意しましょう。
庭植えの場合も同じタイミングで定植してください。
朝顔の育て方 水やり
鉢土の表面が白っぽく乾くまで水やりを控えて、
与えるときには鉢底から水が流れ出るまでたっぷりが基本です。
鉢土が十分に乾いていないのに水を与えると、
徒長してひょろひょろした株になりがちですので、注意してくださいね。
特に・・・、梅雨時は水やりを控えるのがポイントです。
ただし、蕾がふくらんできたら、毎日の水やりが欠かせなくなります。
この切り替えがアサガオ(朝顔)を上手に育てる重要なポイントです。
特に夏場は、朝の水やりだけでは水切れを起こすこともあるので、
アサガオ(朝顔)の葉の先端をよく観察しておくのがいいみたいです。
もし、アサガオ(朝顔)の葉の先端がしおれたようになっていたら、
水切れのサイン。
午後の陽射しが傾き始めた頃にもう一度水やりするなどしながら、
十分に水を与えてあげましょう。
開花中は、とくに葉先の状態に注意が必要です。
枯らさないコツとしては、以上の水やりが大ポイントです♪
まず、鉢の土の状態をチェック!
土壌にフカフカ感があまりないときは、お手軽には、
「花と野菜の土」など、肥料をを現在の土壌に、耕した部分に漉き込むといいでしょう。
水と一緒に、週に一回は薄い液肥をあげてください。
「ハイポネックス」などの液肥を「規定の倍」程度に薄め、
2日に一回の夕方のお水やりのときに、水やり代わりに与えると・・・。
無事復活するかもしれないので、ぜひ、やってみてください。
朝顔の育て方 摘芯
葉っぱが8枚~10枚になったときに、芽の先を摘芯すると、
脇芽が出て生い茂ります。
摘芯というのは、つるの先の芽を切ってしまうことで、
脇芽を出すようにすることです。
枯れてもいないツルの先を切ってしまうのは、心苦しいかもしれませんが、
これを生育期間の間(5月から8月)に何度かすることで、
見違えるほどに株が大きくなり、花がたくさん咲きます。
朝顔の育て方 仕立て方
ツルが伸びてきたら適宜誘引して行灯仕立てなどにして楽しみますが、
誘引の際にはちょっと注意!
ですからツルを誘引するときも、左へ左へと巻きつけてあげるように気をつけましょう。
アサガオ(朝顔)の種の採り方
アサガオ(朝顔)の花は、およそ10月の上旬ぐらいまで咲き続けますが、
サヤが茶色くなったら、種を採るタイミング。
大切に育てたアサガオ(朝顔)だし、来年のために種を採っておくのも楽しみのひとつですね。