転職したほうがいい人に共通する5つの兆候

人は往々にして変化を嫌います。

未知なる世界に遭遇するのが怖いからです。

大抵の場合、
既に環境に合っていないと分かっていても、
慣れている場所に留まり続けるのです。

これは仕事においてありがちなことです。

時として人は、多大な不満を抱えながら
仕事の方向性職場環境との狭間で行き詰まってしまうことがあります。

一度経験や権力、いい給料を手にしてしまうと、
人はなかなか重い腰を上げて転職しようとはしなくなるのです。

惨めである必要は全くありません。

知らず知らずのうちに自分の不幸を
表に出してしまっているかもしれません。

しいては自分自身がどれほど不幸
であるかさえもわからなくなっているかもしれないのです。

5つのポイント

今回ご紹介するのは、
あなたが人生の転機を迎える時が来ているのか、
あるいは解決可能でさほど重要でもない問題に
ぶち当たっているだけなのかを見極める5つのチェックポイントです。

1. 朝目が覚めても気分が良くない

たいていの人は自らの仕事に対して常にストレスを抱えています。

そして、彼らの多くは仕事を家庭に持ち込むことになります。

でも、仕事のストレスを毎晩ベッドまで持ち込み
眠れぬ夜を過ごしているなら、
それは今与えられている職務・職責に
ついて考え直す時期が来ていると言っていいでしょう。

[colored_box color=”light‐red” corner=”r”]1週間の中で日曜日の午後がもっとも憂鬱に感じられる、
というのが顕著な兆候です。

月曜日が自分にとって辛いものになることを予期しているからです。[/colored_box]

ありとあらゆる仕事に関する事柄、
あるいは同僚とのやり取りに嫌気が差してしまうのです。

永遠に土曜日が続けばいいのにとさえ考えるようになります。

意識的に脳に休養を与えてあげるようにしましょう。

プレッシャーから自分を解放する術を見つけてください。

もしそれでもどうしようもなくなった時は、
転換期に差し掛かったサインなのかもしれません。

2. 仕事はお金のためと割り切っている

お金の力は偉大であり、
お金がないことがストレスを生み出します。

しかし、お金で全てが満たされるなどと
いうことは稀にしか起きません。

たいていの人は仕事に価値を見つけ、
仲間意識を高め、自己の成長に繋げることで
やりがいを見出そうとします。

あなたが行っている努力に
真の満足感が得られなかった時、
路線変更する必要があります。

自分のライフスタイルを見つめなおすことで
金銭的なプレッシャーを取り除くこともできます。

それでも自分の喜びを見出せない場合は、
自分がやりたいと思うその領域で利益を
生み出すことができる方法を描いてみましょう。

3. 読むメール全てが皮肉っぽく、恩着せがましく見えてしまう

もしあなたが毎回メールを受け取る度に不安を感じるなら、
そこには何か問題が生じているはずです。

社内のコミュニケーションを冷静に
受け止められなくなってしまったのでしょうか? 
職場の人はみんな「ウソつき」ばかりで不愉快な
人たちばかりだと思いますか? 

メールはそんな状況を把握する上で重要なバロメーターになります。

何故ならメールは感情や語気を介さないからです。

読み返してみるとメールの内容に自分のポジティブな、
あるいはネガティブな感情が反映されていることも
しばしばあります。

実際には親切で誠実な相手が意地悪で
執念深く思えてしまうなどということがあります。

それは、自分を映し出す鏡なのです。

ポジティブな気持ちでメールを読み返してみて、
コミュニケーションを改善できるか確認しましょう。

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もしそれでも文面がひどいと感じるなら、
好感の持てる人たちが働く環境を見つけてさっさと転職しましょう。

4. 気の利いたことがなかなか言えない

日々の仕事に追われる余り、同僚に対して
ついネガティブな口調や態度を出して
しまっていることに気づかないことがあります。

大半の人は失礼にあたらないように
それを受け流そうとするのですが、
特に辛らつな批評を浴びせる自分の上司に
対してはそのようにせざるをえません。

ミーティング中、電話中、休憩時間に自分がネガティブな
言動をしていないかどうか見つめなおして見ましょう。

メモ帳を手にとって、
何かネガティブなやり取りをしてしまった時に
印をつけてください。

昼休みになるのを待たずしてその
メモ紙にいっぱい埋まってしまうようなら、
あなたの置かれている状況を
改善しなければいけません。

あなたのネガティブな振る舞いに
周囲がイライラすることは頭でわかっていても、
自分の苛立ちを抑えることができなくなっているなら
要注意です。

[colored_bg color=”light‐yellow” corner=”r”]少しでもポジティブになれたらいいのにと
思いつつそれができない時は
変革の時を迎えたということなのです。[/colored_bg]

5. トンネルの先に光が見えない

自分の将来像を想像した時、
あなたには何が見えますか? 
前向きに将来の自分を想像できるでしょうか。

ボーナスや、退職が楽しみですか?
もしかしたら、あなたの目の前にあるのは、
単調な骨の折れる作業を続けなければならない
一本の細長い道かもしれません。

制度が変わらない限り何も変わらない、
人間関係は機能障害を起こしていて、
全ての人たちが何事もなかったように仕事を回している。

今までと同じように仕事をしているようにしか
感じられないようなら、
あなたは行き止まりの道を進んでいるかもしれません。

自分自身の置かれている状況をうまく操作するか、
早めに見切りをつけて成功の道へ突き進んでください。