夏休みの自由研究をがんばるお子さんを
持つパパ、ママ応援シリーズです。
自由研究のテーマが決まったら、完成まで、
まとめるにはどうしたらいいのか。ふっと悩んでしまったときに、
さらっとアドバイスできたらいいですよね。
「がんばって実験や調査をしたけれど、
うまくまとめられず、違う実験をやり直した」
なんてことにならないように、事前に要チェックなポイントです。
自由研究のまとめるときに必要な項目は?
自由研究テーマをまず以下の4分野に分けてみます。
[colored_box color=”light‐yellow” corner=”r”]工作・フリーアート観察・環境調査
社会科・調べ学習
科学実験[/colored_box]
それぞれの分野でも、まとめるときに必要な項目は
以下になります。
この項目を抑えておくと、まとめるときとっても便利です。
- きっかけ
【工作】なぜそれにきょうみを持ったのかを書く。
【観察・実験】どうして調べようと思ったのかを書く。 - やりたいこと
【工作】作りたいもの 何を作ろうとしたのかを書く。
【観察・実験】
調べたいこと 観察・実験で何を調べたいのかを書く。 - 用意したもの 工作・実験に使った道具や材料を書く。
- 結果
【工作】
作り方 どのような手順で作品を作ったか、工夫したことなどを書く。
【観察・実験】
方法 どのように調べたかを書く。
結果 どのような結果が出たのかを書く。 - 感想
【工作】むずかしかったこと・反省したこと 苦労したことや、次にいかすことを書く。
【観察】わかったこと・反省したこと 結果からわかったことや考えを書く。 - 参考にしたもの 参考にした本などがあれば、題名と出版社名を書く。
予想 どんな結果になるか先に考えてみる。
まとめ方のコツと、何にまとめるか
自由研究のまとめ方としては、事前に
イラストの使い方、効果的なレイアウトや写真のとり方など、保護者の方が
少しコツをつかんでアドバイスをあげれば、
最後のまとめはかなりスムーズになります。
作品だけではなくて、作り方の手順や作って感じたことを
一緒にまとめるのがポイントです。
写真や、絵、押し花の標本がキレイに保存できます。
- 表紙を印象的に。
人目を引く、表紙にする。イラスト、写真を効果的に使いましょう。 - 写真・イラストの使い方を工夫する。
内容がひとめでわかる写真を使う。
大小の大きさを変えると、強調されることがはっきりします。
写真・イラストを切り抜いて使うと、変化が出ます。
観察しているものが少しずつ変化していく様子が
毎日の出来事を続けて見せることで、よくわかります。
- 人目をひくタイトルや、表紙を工夫する。
観察の内容がひとめでわかる写真を使って
本のように仕上げましょう。 - 変化がわかりやすいように
ページのデザインをできるだけ同じものにして、
毎日の観察でわかった変化を見くらべやすいようにしましょう。
絵の具がきれいに映える紙質がポイント。
ノートより大きいので、大きな文字、絵が使えて印象的になります。
- 内容が想像できる写真を使って、表紙を印象的にする。
- 強調する文字や部分は、カラフルに。
- フエルトペンを使う場合は、絵の具の水でにじまないように、
全体的には、鉛筆で下書きするなどしてから失敗がないように。
[/colored_box]
大きな紙に書くことで、一度に大勢の人に
見てもらうことができます。
研究の全体がひと目でわかることがポイントです。
- 実験の様子を撮った写真をつけるとわかりやすい。
- 大きな紙にいきなり書くのではなくて、
小さい紙に書いて練習してから。 - 図やグラフは、色フェルトペンなどでカラフルに。
夏休みラストスパート、1週間できれいにまとめちゃいましょう!