温故知新? それともネタ切れ? いや、これもあり!〜リメイク&続編〜

 実はアニメや映画は好きで、いろいろ見ています。
 アニメは「妖怪ウォッチ」のように新たなるブームを作った作品もある一方で、
昔大ヒットした作品の続編やリメイクも盛んになってきました。

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 正直、リメイクや続編の中には第1作を越えていないものが大半というのが実感です。
これはアニメに限った話ではなく、映画やドラマにも言える事です。

 それでも中には、第1作の世界観をきちんと踏襲し、発展させ、今の世の中に通じる
明確なテーマを打ち出す作品も存在します。
 今回はリメイクや続編のアニメ作品の中で、特にオススメできる作品や、
期待できる作品を紹介いたします。

攻殻機動隊 ARISE

 「攻殻機動隊」は、士郎正宗の原作漫画が発表されてもはや四半世紀が経過するのですが、
未だに色褪せない驚異のSFアクション作品です。

 人類の体がサイボーグ化され、頭脳までもが「電脳」に置き換えられた近未来…その「電脳」で
人はインターネットや人工知能に簡単に接続できるようになるものの、ネットを介して他者に
その思考と肉体を乗っ取られるようになり、自覚なく犯罪に手を染める者が続出する時代を迎えてしまうのです。

 全身義体(サイボーグ)の凄腕ハッカー草薙素子率いる公安9課は、サイバー空間から
現実世界に脅威を及ぼす犯罪者達に敢然と立ち向かう…

とはいえ公安9課は、警官ではなく軍隊出身者が主流の武闘派集団で、全編に展開されるのは
ノンストップのハイパー・アクション。

押井守が20年前に手がけた映画「GHOST IN THE SHELL」が、
のちに「マトリックス三部作」のベースになったのは、映画・アニメファンの間では
既に常識となっている公然たる事実です。

 懇切丁寧に設定を説明するようなナレーションやセリフが皆無なので、SFオタクでないと
ついて行けない側面も確かにありますが、ネット社会となった今、この作品に描かれている犯罪は
ますますもって現実味を帯びて来ています。

 「攻殻機動隊 ARISE」は、公安9課結成に至るまでのいわば「エピソード0」に当たる物語で、
既に一昨年から昨年にかけて劇場で公開済み。
私は第1話から第4話まで劇場で観ましたが、特に第3話と第4話は涙が出る程美しい物語でした。

作家の冲方丁による脚本が、新しい攻殻ワールドを見事構築しているのです。

 この「ARISE」が間もなくテレビ放映にかかるそうです。
 まだの方、ここらでいっちょ、取り組んではいかがですか?
 夏には新作が公開予定だそうです。

銀魂

 原作は週刊少年ジャンプで連載中の漫画です。
 しかし、少年漫画としてはいささか異色作。何が異色かと言うと、小学生や中学生のファンが
主流のジャンプ連載作品にあって、オジさん層のファンも少なからず存在する作品だということです。

 幕末の日本に、異人じゃなくて異星人が襲撃していたとしたら

…というシチュエーションから始まっているSF時代劇コメディで、特に初期の展開を見ていると、
何気に30年前の傑作ギャグ漫画「うる星やつら」を思い出します。

 また、主人公の坂田銀時という男、少年誌の主人公なのに、爽やかじゃないし前向きじゃないし
ぐうたらだしいい加減だし、強いんだか弱いんだかさっぱりわからないのです。

ある意味、掟破りの主人公を据えているのですが、ステロタイプのヒーローに飽き、
人生にも少し疲れているすれっからしの中年漫画ファンは、こういういい加減な奴の方が
共感しやすいのも事実なのです。

 それでいながら、SFとしての基本設定や、時代劇としての世界観はしっかりわきまえており、
笑って泣けるエピソード満載の物語なのです。

 そのためか連載はなんだかんだ言って10年目に突入、そして2年前に一度終了したテレビアニメシリーズも、
この4月から続編として再開することになりました。

 主人公の銀時のキャラが好きになれるか否かで、ハマれるか否かが決まる作品で、実は私の身の回りの
アニメファンの間でも評価が分かれています。また、テレビ東京系の放送なので、地域によっては
地上波では見られないという大変なデメリットもあります。この辺はホント考えて欲しいですね、テレ東さん。

 テレ東系のアニメが見られる地域にお住いの方は、一度お試しあれ。ハマれる人は、中毒になること請け合いです。

夜ノヤッターマン

 GYAO!で無料配信を期間限定でやっていて第1話から観ました。

 これは面白い! 素直にオススメです。

 「ヤッターマン」は、アラフィフ・アラフォー世代なら誰もが知っている昭和を
代表するギャグアニメです。平成になってからもOVAで続編が作られたり、
数年前にはリメイクがオンエアされ、嵐の櫻井翔くん主演で実写映画化もされているので、
三十歳未満の皆さんも作品名ぐらいは聞いた事があると思います。

 「ヤッターマン」はいわゆる「タイムボカンシリーズ」の第二作目だったのですが、
主人公のヤッターマンではなく悪役トリオの「ドロンボー一味」の存在感が際立っており、
その後地上波で6作品作られた「タイムボカンシリーズ」の悪役像を彼らが確立したと言えます。

 セクシー美女のドロンジョ、メカの天才ボヤッキー、怪力無双のトンズラー

本来ならば天下無敵のはずの三人組なのに、ドロンジョが欲張り過ぎたり、
ボヤッキーがスケベだったり、トンズラーが間抜けであるため、いつもヤッターマンにしてやられてしまい、
ドロンボー一味の首領であるドクロベエ様におしおきを食らってしまうという毎度お約束の展開を迎えます。

 今、BS日テレやMXテレビでオンエア中の「夜ノヤッターマン」は、ドロンボー一味の子孫が主役になっております。

ドロンジョは9歳の少女、ボヤッキーは25歳のイケメン、トンズラーは29歳の心優しい大男と、
設定の変更はあるものの、ドロンジョはそれでも可愛いし、ボヤッキーはやっぱりメカの天才だし、
トンズラーは相変わらず怪力です。

 で、今回はなんとあのヤッターマンが、民衆を搾取する独裁者となっており、
ドロンボー一味の末裔である三人が、独裁者ヤッターマンに立ち向かうという
善悪逆転物語になっているのです。

 絵柄やテーマソングは今の世相を反映したものに切り替わっている一方、
メカデザインやギャグやセリフ回しは今までのヤッターマンを踏襲し、懐かしさと新しさが
渾然一体となっており、昭和生まれのオジさんオバさんも平成生まれの若者も楽しめる
心憎い作りに仕上がっています。

 まだ始まったばかりなので、どういうエンディングを迎えるかはわかりませんが、
この勢いで最終回まで突っ走って欲しいものです。
 ちなみに、アニメの老舗タツノコプロ制作ですが、背景や止め絵の美しさと迫力に
ため息が出てしまいます。無論、動いている絵も手抜きなし!流石です。

 今回は趣味に走ってしまいました。

 アニメ嫌いの人にはナンノコッチャでしょうし、アニメ好きの人は逆に
いろいろ言いたい事があると思いますが、どうかご容赦ください。

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