会社に勤めていると、大体毎年、健康診断があります。
わたしの方は、だいたい問題ないのですが、毎年気になるのは旦那さんの検査結果。
お酒が好きなので、肝臓の検査結果が・・・いつも悪いの困ってます。
ニュースでも芸能人の方など、肝臓・肝硬変で亡くなる方がいて、
気になり、今日は肝硬変のこと、肝硬変の初期症状について、調べてみました。
肝硬変とは?
肝硬変とは・・・さまざまな原因によって、肝細胞の壊死(えし)と炎症、再生が
繰り返し起こり、その場所に高度の線維が増生した結果、肝臓の本来の構造と
血管系が破壊されてしまい、肝臓が小さく、かつ硬くなる病気です。
小さくなるとどうなるか・・・?
肝臓の細胞が減って機能が低下してしまいます。
悪化すると肝機能が無くなってしまいます。
症状の進行ですが、
[icon image=”finger1-r”]まず第一段階何らかの原因で肝臓に炎症が起きる これが肝硬変です。
[icon image=”finger1-r”]そしてそして最終段階肝臓癌の多くは肝硬変まで進んだ肝臓から発生するとされます。
治療によって肝臓を健康状態に戻すことはとても困難です。
それゆえに。
一番重要なのは、早期治療です。
初期症状とは?
肝臓はものを言わない臓器といわれるように
自覚症状をほとんど訴えないことが多く、あってもごくわずか。
一部には、まったく自覚症状もなく、かつ通常の血液生化学検査でも異常を示さず、
偶然の機会に発見されるような、潜在的にある肝硬変の方もいます。
肝硬変の初期段階では、肝臓が再生能力が高いこともあり、高度に進行するまで
症状が出にくいことから、ほかの慢性肝臓病気症状と間違えることがよくあります。
肝硬変の初期症状は明らかではないので、症状に気づかないまま放っておいたことで
大変なことになってしまうことも多いので、まず、思い当たることがあったら、
病院の検査を受けることが大事です!
1)食欲がなくなる:
これは肝硬変の初期症状のもっと代表的な症状です。
2)体重減少:
これも肝硬変の初期的な症状の一つです。
3)倦怠感、疲労感:
4)顔色が浅黒い:
5)下痢、お腹の張り、腹痛:
6)肝臓の辺りの痛み:
肝硬変の症状の中では、もっとも多く現れる症状です。
7)非規則的な出血:
8)内分泌線の機能の不調:
男性の乳房が女性化乳房になってしまい、女性患者の生理がすくなくなったり、
生理が止ってしまったりして、クモ状血管腫や手掌紅斑が生じます。
気をつけること
肝硬変になってもウイルス性(B型、C型)の場合には種々の抗ウイルス剤によって、
またアルコール性の場合でも完全断酒によって、
正常の肝臓に近づくような時代になってきております。
しかし、それでもしかし。
まだまだ多くの肝硬変ではその原因となるものに対する治療を行っても
改善しないことの方が多い状態です。
肝硬変では原因が何であれ、年齢があがるにつれて、肝細胞癌を
合併してくる頻度が上昇してきます。
このような場合この肝細胞癌への対処法は定期的にエコーなどの検査を行って
早期発見、早期治療が最善です。
進行が進む前に、あれ?おかしいぞ?と思ったら…
家族、お父さん、旦那さんの様子を見ていて思い当たることがあったら…
すぐ検査に行くこと、病院に行ってもらうことが大切ですね。