台風のシーズンなど、ニュースでよく聞く
フレーズがあります。
『浸水や冠水に注意して下さい』
浸水も冠水もなんとなく、雨がたくさん降って、
水浸しなイメージがありますが、正しい意味を知らなかったので
調べてみました!
冠水の意味
洪水による氾濫によって
住宅や田畑が水につかること。
「冠」という字を使用しているのは
冠=かぶるもの から来ているそうです。
住宅などが水に浸かることを「浸水」、
田畑や道路などが水に浸ることを「冠水」といいます。
どちらも、水に浸ることには変わりがないのですね。
何が水につかるのか?が違いになります。
せっかくなので、冠水、浸水 意外にも「水」がつく
被害の状況を指す言葉があるので、調べてみました!
水害を示すことば
冠水や浸水以外にも「水」がついた言葉がありますが、
それぞれ異なる意味があります。
- 洪水:大雨や雪解け水により河川の水量が増加することで河川が氾濫すること。
- 氾濫:河川の水があふれ出ること。
- 水没:地上にあったものが水によって沈んで隠れてしまうこと。
洪水は自然災害、冠水・浸水は被害状況を指すという違いがあります。
道路が冠水したら?
国土交通省によると、冠水する可能性のある道路は東京23区内で80カ所。
東京都内で合計115カ所になります。(21年7月30日発表)
国道など大きな道路は豪雨時は通行止めとなって通れない
ことになりますが、細い道で目前に道路冠水があったときには
自分で対処しなければならなくなります。
1)水没したらドアが開くうちに避難する。
2)ゆっくり走っても走りきれるとは限らない。
3)速度を上げては走ると巻き上げる水量が増え、エンジンが止まりやすくなる。
3)エンジンに水が入れば止まってしまう。
4)冠水路の水深も水の中の様子もわからない。
冠水路は迂回し、侵入しないようにしましょう。