少し前、学生のころ、夏休みは、海外へ短期語学留学。
もしくは1年くらい、交換留学制度などを使って、
海外留学する・・・というのが、ステータス的なころがありました。
今はどうなんでしょう?
2014年度新入社員の意識調査
日本能率協会(JMA)は2014年度の
新入社員意識調査の結果を発表したところによると・・・
こんな結果が出ています。
なんと!過半数となっています。
製造業にとってビジネスのグローバル化は
既に避けては通れないものになっています。
避けては通れない一方で・・・
新入社員は国内志向を強めており、
ギャップが広がる調査結果となりました。
いったいどんな回答だったのでしょうか。
グローバル化を「日本企業にとってビジネスの好機」回答・・・75.3%
「自分も当事者である」と当事者意識を持つ・・・78.2%
となるなど、グローバル化に向けた高い意識をうかがわせています。
一方で
「海外赴任」については、
「海外赴任はしたくない」人が57.7%と過半数を占め
2年連続で増加しています。
しかも
この数値は過去4年間では最高のものです。
さらに
「あなたがこれから働くにあたって、できればやりたくないこと」
の2位にも「海外への転勤」とした回答が42.8%のとなり、
国内志向は従来以上に高まっている傾向がうかがえます。
なぜ海外勤務がいやなのか?
海外勤務がいやな理由としては、以下のような理由が挙げられています。
[deco_bg image=”postit1″ width=”500″] [icon image=”ranking2-1″]「治安や食生活、衛生面で不安を感じるから」54.5%[icon image=”ranking2-2″]「言葉が通じるか不安だから」52.0%
[icon image=”ranking2-3″]「日本が好きだから」39.3%
[icon image=”ranking2-4″]「家族や友人、恋人と離ればなれになってしまうから」38.5%
[icon image=”ranking2-5″]「現地の人とうまく仕事がやっていけるか不安だから」26.2%
[/deco_bg]
それ以外にも、「日本でしかできない趣味や社外活動などがあるから」(13.8%)や、
「結婚するのが遅くなりそうだから」(7.5%)といった意見もあります。
新入社員の傾向として、
グローバルな企業活動を肯定している
ものの・・・
海外赴任に抵抗を感じている新入社員が多い
ことがわかりました。
同時にこの調査で、「<font color=”red”><strong>海外経験</strong></font>のある人が海外赴任の抵抗感が少ないこと」
という結果も出たので、早期に海外留学の機会を作り、ハードルを下げること
も有効だとされています。
海外へ行く機会が増え、どんどんグローバル化が進んでいると思っていたのですが、
内面は、そうでもないということに驚きました。
せっかく機会があるなら、世界を変える意味でも
飛び込んでみたらいいのに!と思います。