知事が発表!国際金融センターとは?

東京都は、世界からお金や人、情報が集まる

「東京国際金融センター」構想

の実現に向けて、国や金融業界などに

推進会議の設置を働き掛けると発表しました。

「東京国際金融センター」とはいったいなんでしょう?

舛添都知事の発表を元に、どんなことを指しているのか調べてみました。

発言の背景は?

東京都の都知事がなぜ、このような発言をしたのでしょうか?

それは、東京都の経済規模が大きな原因です。

規制緩和や税制優遇、投資の拡大といった施策が

都だけでは対応できないため、国や、金融業界も巻き込んで
実現したいと考えられているといえます。

舛添要一知事は記者会見で

「東京がニューヨークのウォール街や
ロンドンの金融街シティと並ぶ地位を
回復しなければ日本経済の未来がない」と強調しています。

都の構想として、もうひとつ、大きな課題として、
2020年の東京五輪・パラリンピックの開催までに、

今よりもさらに・・・

世界の金融拠点となること
経済活性化や都市の魅力向上

これらを達成したいと考えています。

国際金融センター発展指数

2013年9月、アメリカの ダウ・ジョーンズシカゴ・マーカンタイル取引所
及び中国の新華社は、第4回目の国際金融センター発展指数
(International Financial Centers Development Index)を公表しました。

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よくニュースで聞きますが、
ダウ・ジョーンズとは

出版社で、世界最大の経済新聞
「ウォールストリート・ジャーナル」の
発行元です。

 

現在は20種を超える新聞や雑誌、経済情報媒体を
機関投資家や個人投資家向けに提供しているほか、
マネーロンダリング対策データベースサービスや
グローバルメディア分析サービス、企業、業界、
役員情報検索サービスなども提供しています。

『国際金融センター発展指数』とは
世界主要45の金融センターを評価の対象としています。

評価のポイントは、以下の5つです。

[icon image=”star”]「金融市場」
[icon image=”star”]「成長・発展」
[icon image=”star”]「物的サポート」
[icon image=”star”]「サービス」
[icon image=”star”]「環境」の5分野の総合評価により順位を決めている。

発展指数の順位は?

総合評価では4年連続
ニューヨークが首位となりました。
世界の金融City、やはりTOPはニューヨークですね。

以下ロンドン香港東京が続きました。

2020年までに、東京の順位が上がれば、経済状況も今と一段と変わっているかもしれませんね。

順位
金融センター
ポイント
1 アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク 89.10
2 イギリスの旗 ロンドン 88.70
3 香港の旗 香港 84.43
4 日本の旗 東京 81.86
5 シンガポールの旗 シンガポール 75.81
6 中華人民共和国の旗 上海 69.12
7 フランスの旗 パリ 66.23
8 ドイツの旗 フランクフルト 60.24
9 アメリカ合衆国の旗 シカゴ 58.88
10 オーストラリアの旗 シドニー 58.15