自民党阿部首相により、経済は右肩あがり。
成長戦略 三本の矢
の発表以来、長年くすぶっていた
日経平均株価がどーーんとウワハネしたのが昨年。
具体的な達成はないのでは?とささやかれはじめた昨今ですが、
今注目を浴びた、成長戦略の中でも、「ロボット」の活用について
探ってみました。
三本の矢とは??
安倍総理大臣は、日本経済の再生、デフレからの脱却に向けて、
経済政策みずからが掲げる「アベノミクス」に基づき、
そして去年6月には、[icon image=”arrow3-r”]「第三の矢」成長戦略を宣言しています。
この三本の矢というキーワードがとても話題になっていましたが、
2014年6月24日に政府の閣議設定された(ああ、文章がカタイですね)
新たな成長戦略 が、先日の第三の矢の先にあるもの・・・とされています。
日本経済を持続的に成長させるには、更なる構造改革が必要だ!としていて
10個の重要な課題を上げています。
[colored_box color=”red” corner=”r”] 企業が変わりましょう!
1 コーポレートガバナンスの強化
2 公的・準公的資金の運用等の見直し
3 産業の新陳代謝とベンチャーの加速
4 法人税改革
[icon image=”check-b-r”]5 イノベーション推進・ロボット革命
[colored_box color=”red” corner=”r”] 6 女性の活躍促進
7 働き方改革
8 外国人財の活用 があり [/colored_box] [icon image=”point1-3-r”]新たな成長戦略と地域の支え手となる産業の育成として
[colored_box color=”red” corner=”r”] 9 攻めの農林産業の展開
10 健康産業の活性化・ヘルスケアサービスの提供
[/colored_box]
新たな成長戦略に盛り込まれた、ロボット活用
まだまだ身近・・・な存在とはちょっと遠い存在ですが、
ではなぜロボット活用があげられたのか。
それには、日本にとってのビッグイベント!
あの存在が大きく影響しています。
今後の計画と、課題
日本にとってのビッグイベント・・・
はい。
オ・モ・テ・ナ・シ プレゼンで勝ち取った(笑)東京オリンピック・パラリンピック
成長戦略では、オリンピックが開催される2020年までにロボット市場を拡大すること
を目標に掲げています。
ではその拡大のボリュームは?
[colored_box color=”red” corner=”r”]
医療や介護、農業などの分野で使われるロボットの市場 ⇒現在の20倍に。
製造分野の産業用ロボットの市場 ⇒現在の倍に。
[/colored_box]
ずいぶんBIGな課題ですね。
日本でのロボット事業
以前から日本では、ロボットに関する研究は続けられていて、
SonyのAIBOが初めて発売されたときはものすごい人気となり、入手困難。
HONDAのASHIMOも、TV CMやイベントでもひっぱりだこ・・・
映画上の、かなり未来というか現実的ではないまだ想像上のというイメージから
かなり現実的に近づいてきました。
なぜロボットの活用か
では、なぜ、新たな成長戦略に、ロボット活用が選ばれたのでしょうか。
それは、今の日本の働き方、人口に大きく影響しています。
人口減少や高齢化に伴い働き手が減るなか、ロボットを活用することで
[colored_box color=”red” corner=”r”]企業の生産性を向上させ
収益拡大を図り
働く人の賃金上昇につなげる!
[/colored_box]
この3Stepで、日本の成長を促進しようと考えられています。
ここで課題になるのが、「価格」の問題です。
今までの日本では、自動車や半導体など大企業のメーカー向けを中心に普及してきました。
一方で、人手不足が深刻な、中小の製造業や、
長く時間も拘束されたり、体力的にもハードな面がある
介護、農業などの分野向けは機能や価格が見合っておらず、
導入が進んでいませんでした。
今後は、現場のニーズに合わせて機能を絞り込んだ
まさに、低価格のロボット!
を開発できるかどうかが課題になります。
ソフトバンクのロボット事業
では、6月に新たな成長戦略が発表されたのと同時に、
注目を浴びたのが、ソフトバンクのロボット事業です。
ソフトバンクのロボットは、人によりそうロボット
「Pepper(ペッパー)」
「人とふれあい、人を知ることで、Pepperは成長していくのです」
とあるように、今までの産業用ロボットとは一線を画し、
人とコミュニケーションをとることで、経験値があがるかのような。
ペットよりも、もっと高度に人間に近づけるようなことを狙ったロボットです。
表情と声からその人の感情を察する最新のテクノロジー(感情認識機能)だったり
日々、少しずつ成長することができる
といったことから、昔映画でみたような、人間を超えるくらいまで成長する
ロボットが作られるのも、そう遠い未来ではないかもしれませんね。
Pepperの研究は現在も、進められており、スマホと同様にロボットのいろいろな機能が
「アプリ」として購入されると、できることが増えたり
といった仕組みになっているようです。
サイズ:(高さ×奥行×幅)1210×425×485 [mm] 重量:28kg
バッテリー:リチウムイオンバッテリー
稼働時間:12時間以上(ショップでの利用を想定した場合)
本体価格:198,000円
発売時期:2015年2月に発表
[/deco_bg]
身長は大体120CM、小学校1年生の男の子くらいですかね?
今までロボットは、1時間未満の連続稼動時間だったのですが、
12時間以上という大容量のバッテリーが小さな体に入っているというのが
注目すべき!特徴です。
Pepperに会うには?
2014年6月から東京のソフトバンクショップで、Pepperに会うことができます。
2014年9月には、pepper tech Festival 2014 イベントが行われるようです。
早く実物に会いにいってみたいですね!