アミノ酸サプリ　スポーツ時の疲労回復に効果があります。

こんな状況を打破するのに、一番手軽な方法を調べると
オーソドックスではありますが、サプリがいいみたい。
ということで、この仕組みを詳しく調べてみました！

アミノ酸とは？

アミノ酸とは、アミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ化合物のことです。
化学の授業みたいですね（笑）

自然界には数百にもおよぶアミノ酸が存在していますが、タンパク質の構成成分となるのは
たった20種類（グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、
スレオニン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リジン、
アルギニン、システイン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、ヒスチジン、
トリプトファン、プロリン）だけです。

普通アミノ酸といえば、α-アミノ酸を指します。アミノ酸は、人の身体を作るための
さまざまな生理機能がありますが、脳や内臓を作るものなど、
それらすべてが、20種類のアミノ酸の組合せから生まれます。

アミノ酸の効果的な摂取の仕方

アミノ酸は、たんぱく質を構成する要素なので、早い話、「たんぱく質」を食べれば、
必要なアミノ酸を摂取することができます。
ではなぜ、普通に摂取できるアミノ酸が話題になるのでしょうか？

それは、「アミノ酸」を個別に摂取することで、個別アミノ酸特有の機能が
発揮されるからと言われています。
「アミノ酸」を普通の食事からと、個別に摂取する際の違いですが、
一番大きな違いは、消化・吸収の時間です。
たんぱく質は、消化吸収されて、細胞に届くまで、5~6時間かかりますが、
アミノ酸であれば、すでに栄養素が分解されちるため、30分から1時間で吸収してしまいます。
消化器官にも負担が少なく、カラダに吸収できるということですね！

スポーツサプリメントとしてのアミノ酸

スポーツサプリメントとしてのアミノ酸は、BCAAと呼ばれる
「ロイシン」「イソロイシン」 「バリン」があげられます。

そしてこれらのアミノ酸は、筋肉タンパクの３分の１を占め、持久運動中も無酸素運動中も
急速に失われます。そのため・・・
疲労回復を早めるには、運動後の栄養補給だけでなく、運動前・運動中のエネルギー補給による
疲労の軽減が重要になります！

筋肉のエネルギー源となるBCAAを運動する1時間ほど前に摂取しておくことで
[colored_box color=”red” corner=”r”] [icon image=”point1-1-r”]BCAA自体が運動中のエネルギーとなりエネルギー持続時間が長くなるため、
スタミナの消耗を抑えることができる
[icon image=”point1-2-r”]筋たんぱくの分解を抑えるので筋疲労が軽減される
[icon image=”point1-3-r”]脳の疲労を抑制するので集中力ややる気が維持される
[/colored_box] というように、疲労を軽減しやすくなります。

疲労を軽減することで、疲労から早く回復できるということになります。

アミノ酸を摂取するときの注意点は？

最後に。
スポーツするときの疲労回復に効果があるアミノ酸ですが・・・
個別効果をもたらすアミノ酸は、人によっては身体機能のバランスを崩すこともあります。
特に、脳機能を調整するアミノ酸は12歳以下の子供には個別に与えるのはやめましょう。

また、メラニンの生成を抑制する「システイン」の過剰摂取は、 活性酸素に変化して
肌や肝臓を傷める可能性があります。
通常に販売されているサプリメントには 過剰摂取にならない量に配合されているので
心配はありませんが、使用量を無視して大量摂取 するのはひかえましょう。

スポーツするときには、事前に、アミノ酸サプリを飲む。
疲労回復に効果ありです！